三夜目 -成敗-
レスリーチャンの命式
1956年9月12日巳時生 乾造
乙 壬 丁 丙
巳 午 酉 申
(辛)
水 1干1支 2点 比劫
木 1干0支 1点 食傷
火 3干2支 12点 財
格局:従財格 喜神:木火土 忌神:金水
こちらの命式は子平では文句なし従財格となります。
初心者でも格局が取りやすい命式なのですが、この命式の欠点の一つは喜神の食傷に根がなく君側にありながら日主を弱める作用が弱いことです。
何が起こっているのかというと、あまりおおらかさがなく内にこもって考えがちになります。
時干にあるのでファンや友人、恋人に対して何か思うことがあったのかもしれません。
壬-乙の干関係なのでロマンティックであるのは間違いありませんが。
もう一つは正財と偏財が混雑しており、日主がどちらの財に従ってよいのか迷う点にあります。
従格であるのなら一つの強い従神があるのがベストでこのように分散型で五行が点数を稼ぐとぼやけた従格となります。
こうしてみるとすぐ一人で悶々と悩んでしまい、やりたいことが何なのかイマイチわからないという印象です。
亡くなった時の大運が丑運、年運が癸未年の2003年でした。
未は命式の中の午を合去しそうですが、大運の丑と冲なので丑-未が冲去して命式の午は無事です。
ただ一つ言えるのは忌神癸が命式の日主である壬とタッグを組んで比劫が2干1支4点となります。
この人のもともとの従神は上記のとおり12点なのですが、1干あたりの計算は4点しかなくそれほど強い従神ではありません。
従神は根がたくさんあって点数を稼ぐのがよろしく、このような構成は従格の人にとっては不都合です。
何が言いたいのかと言うと従財身旺(従財格に対して比劫が強くなりすぎる)となり破格したのだと言えます。
余談ですが、弱いこの従財格でなんであんなに人気が出るんだ?と不思議に思うかもしれませんが、人気者になる理由がきちんと命式に出ています。
こちらは中級くらいの知識が必要なので習いにきてくださった方にのちのち伝授していこうと思います。